7月16日(水)晴れ。
本屋ではない、仮の姿で1日。
非常に疲れました。
しかし、明日取次ぎにいきますので、
楽しみなので、元気だしていきましょう。
ちょっと前に、読み終わった本で面白かったものを紹介します。
ジェフリー・ディーヴァーの『ソウル・コレクター』(文藝春秋)です。ちなみに、上下巻あります。
リンカーン・ライムという天才元刑事が登場するシリーズなのですが、お客様から勧められて読んでみたのですが、非常に楽しく読めました。
本書は、主人公ライムの従兄弟が逮捕されたことが発端となり、ある事件に巻き込まれていきます。捜査するうちに、従兄弟が犯罪の”証拠”がありすぎることに、気がつき、そして類似する事件が発生していることを知ります。これは誰かに嵌められているのではないか、と捜査を進めますが、あと一歩のところで取り逃がしてしまい・・・。本書には、データを収集する企業が出来てきます。この企業がキーとなり、物語は進んでいきます。犯人との知恵比べも見所ですが、データ収集に関する懸念やそれでも押し通そうとする企業の思想なんか、現実のあの会社やあの会社が考えていることみたいで、こちらもなかなか読み応えありました。
巻末にあるジェフリー・ディーヴァー氏と故児玉清氏の対談も面白いですので、読んでみてください。
【次回の営業】
7月19日(土)
13:00~21:00