『本屋失格-双子のライオン堂の日々』

双子のライオン堂における日常を綴ります。 http://liondo.jp/

6月7日

7日と言えば、僕の中では文芸誌の日。高校生の時に手を取った以来、ずっと読んできました。(全部読んでるわけではなく、目を通す程度に)文芸誌の良さは面白い作品が早く、安く読めるところです。(最近は一挙掲載が増えていて、単行本だと1500円くらいの作品が1000円で、しかも他に複数の小説や批評もついてくるのでお得。)一方、悪いところは入口が狭いところですか。
文芸誌もリニューアルをつどつどやっています。それでも、ほとんどの文芸誌は、新しい読者の獲得は見込めないからと、既存読者の保持のために、年齢重視の改変ばかりです。例えば、文字を大きくするなど。
挑戦的なのは、早稲田文学ですか。判型も他のとは違い大判。表紙には書き手の名前はほとんどなく、背表紙に書き手の名前を入れています。棚差しを考えているんでしょう。
文芸誌について、考えることはたくさんあります。どこかで、文芸誌のイベントもやりたいと思いますので、その時は、よろしくお願い致します。