『本屋失格-双子のライオン堂の日々』

双子のライオン堂における日常を綴ります。 http://liondo.jp/

【イベントレポ】双子のライオン堂「香り尽くし」

当店にて、3月12日に行いましたイベント「香り尽くし」のレポートが講師の鈴木さんからありましたので、転載させていただきます。

 

【お礼とレポート】

 

双子のライオン堂イベント「香り尽くし」にご来場の皆様、ありがとうございました!

 

三部構成のイベントは初めてでしたが、長時間にも関わらず、参加者の方から「楽しかった」というお声をいただき、やって良かった!と思いました。

 

香りのビブリオバトル

「香り」という切口で本を眺めることは世間ではあまりないかもしれませんが、十代の頃からにおい/香り本を読み漁ってきた私には正に渾身の企画でした。一応タイトルには馴染んできた世界的な小説も、香りの側面からみると発見がありました。

 

途中、last noteで「古本のにおい」と「新著のにおい」を抽出した時の写真をお見せして、盛り上がる場面も(笑)チャンプ本は歌人・文学者の尾崎左永子著『源氏の香り』。平安時代の香りにスポットを当てた本になりました。

 

かんたん調香体験

香水を作る「調香」というと、敷居が高く、準備物も大変というイメージがありますが、今回使用したコクヨ資生堂のコラボ商品『香りのワークブック』だと、文房具や本を買うような感覚で調香セットが入手できます◎(ライオン堂でも取扱開始!)

 

香水の基礎的な組立て方のレクチャー後いよいよ調香へ。『香りのワークブック』の7種の材料は単品でも良い香りがしますが、それを思い思いの比率で混ぜるとまた違った香りが生まれます。調香比率を発表しあい、あれが好きこれが好きとわいわい過ごしました。

 

香りのボードゲーム

昨年秋に新発売の台湾のゲームを、田中さんの進行で。一般的なボドゲの要素と匂い当ての要素が絡み合って、なかなか頭を使います。嗅ぎ分けるカードは7種類。おひとり全問正解の方がいらっしゃいました!おめでとうございます!

 

ボードゲームにはまだまだ初心者の私ですが、匂い当ての面をみると、和の香り「香道」「組香」と共通するゲーム要素があるのではないかと思いました。次回はぜひ両方を組み合わせてイベントをしてみたいです!

 

当日振舞われたクッキーのレシピ

恥ずかしながらスパイスクッキーレシピです///
薄力粉200/バター100/好みのチーズ50-100/砂糖30/塩少々/卵1/ペパー・ピンクペパー/クローブ・クミン等ペパーと合いそうなスパイス/あれば乾燥オニオン/バターとチーズを一緒に練る。粉は最後に入れる。180度で20分焼く

 

(snsに上がったものを許可いただき体裁を整えて転載しております)

 

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