6月11日
【感想】鮎食亭電柱
双子のライオン堂書店美術部第三回は、ワークショップを行った。
読書会、美術館鑑賞を行いワークショップでワンセットのイベントだ。
美術用語で遊ぶゲームや絵画を自分なりに考察し発表するゲーム、幻獣を描くゲームなどを行った。
作品を鑑賞する際に、まずは理解したい解釈したいという気持ちが先行する。しかし、それでは自分の見つけたいポイントを探し出すことになりかねない。
作品を楽しもうとしなけ
れば、心を潤すことはできないような気がするのだ。
今回はとにかく楽しんだ。
美術のどこが楽しいのか、解釈より前にその気持ちを喚起する内容だった。
6月10日
すでに告知済みの本屋入門が来週からあります。その準備で、取次さん周り。毎年、フェア用の注文をするときに、これから本屋をやりたい受講生に、悲しい経験をしていただくことになります。それは、欲しい本が手に入らないということ。絶版、版元切れ、重版未定で、個々人的にはあんなにいい本なのにと思っていても、仕入れができないことは多々あるのです。常日頃からそんな悲劇に出会っていると慣れてしまいますので、毎年本屋入門の企画用の注文をするときに、初心にかえることができます。そして、いろいろ考えます。電子書籍ならそれはないじゃない、と結論を急ぎたくない。よくある話ですが、本屋にミニ製本機(エスプレッソブックマシーンのような)を用意し、データを版元からレンタルなどし、その場で本を作るようにすれは、在庫切れはなくなる。
6月9日
本屋入門の実践編が佳境を迎えていて、それに加えて7月以降のイベントやフェアなどの準備もありかなり追い込まれている。体力的なは大丈夫ですが、何分頭が悪いのでなんか抜けている気がします。(抜け漏れがあればお叱りください)
兎に角、来週の本屋入門実践編のスタートを無事に切れるように尽力します。
また、告知事が重なりますがご注視いただければと幸いです。
6月8日
告知します。
当店では、本屋入門というイベントを開催すております。今年も3月から座学を5回やりました。実践編として、学んだことを元に、6月15日から双子のライオン堂の一角を使って期間限定の本屋を開きます。コンセプトは、「本屋のタネ蒔こうよ」誰もが馬鹿げてると思うようなイベントや棚作りを実践します。
詳細は、下記URLよりご確認ください。
6月7日
7日と言えば、僕の中では文芸誌の日。高校生の時に手を取った以来、ずっと読んできました。(全部読んでるわけではなく、目を通す程度に)文芸誌の良さは面白い作品が早く、安く読めるところです。(最近は一挙掲載が増えていて、単行本だと1500円くらいの作品が1000円で、しかも他に複数の小説や批評もついてくるのでお得。)一方、悪いところは入口が狭いところですか。
文芸誌もリニューアルをつどつどやっています。それでも、ほとんどの文芸誌は、新しい読者の獲得は見込めないからと、既存読者の保持のために、年齢重視の改変ばかりです。例えば、文字を大きくするなど。
挑戦的なのは、早稲田文学ですか。判型も他のとは違い大判。表紙には書き手の名前はほとんどなく、背表紙に書き手の名前を入れています。棚差しを考えているんでしょう。
文芸誌について、考えることはたくさんあります。どこかで、文芸誌のイベントもやりたいと思いますので、その時は、よろしくお願い致します。