『本屋失格-双子のライオン堂の日々』

双子のライオン堂における日常を綴ります。 http://liondo.jp/

6月15日

とうとう来ました本屋入門実践堂。 一部の企画が未完成ながら、約10の企画がスタート。 開始早々、文豪をアイドルに見立てたフェアから、本が売れました。しかも、同じタイトルが。いったい何が引っかかったんでしょうかね。 初日来場者は5人。明日以降もよ…

6月14日

本屋入門実践堂の最終準備の日。 さて、明日からどうなることでしょう。 お楽しみに!

6月13日

地域誌仕事で、取材をしに東京大学総合博物館へ。担当教授とのマンツーマンによる講義に、痺れました。詳細は記事をお待ちいただくとして、ぜひ足を運んでいただきたい。 最近、同館関連のサテライト的な場所が整備されて、満を持して本丸にあたる本館をリニ…

6月12日

最近、平日が本屋入門の準備でとても時間をとられるので、バイトを日曜日に振り返えました。 荷物の移動をひたすらやっていたら、1日がおわりました。 その後、本屋に帰宅して、本屋入門実践堂の準備。

6月11日

【感想】鮎食亭電柱 双子のライオン堂書店美術部第三回は、ワークショップを行った。読書会、美術館鑑賞を行いワークショップでワンセットのイベントだ。 美術用語で遊ぶゲームや絵画を自分なりに考察し発表するゲーム、幻獣を描くゲームなどを行った。 作品…

6月10日

すでに告知済みの本屋入門が来週からあります。その準備で、取次さん周り。毎年、フェア用の注文をするときに、これから本屋をやりたい受講生に、悲しい経験をしていただくことになります。それは、欲しい本が手に入らないということ。絶版、版元切れ、重版…

6月9日

本屋入門の実践編が佳境を迎えていて、それに加えて7月以降のイベントやフェアなどの準備もありかなり追い込まれている。体力的なは大丈夫ですが、何分頭が悪いのでなんか抜けている気がします。(抜け漏れがあればお叱りください)兎に角、来週の本屋入門実践…

6月8日

告知します。当店では、本屋入門というイベントを開催すております。今年も3月から座学を5回やりました。実践編として、学んだことを元に、6月15日から双子のライオン堂の一角を使って期間限定の本屋を開きます。コンセプトは、「本屋のタネ蒔こうよ」誰もが…

6月7日

7日と言えば、僕の中では文芸誌の日。高校生の時に手を取った以来、ずっと読んできました。(全部読んでるわけではなく、目を通す程度に)文芸誌の良さは面白い作品が早く、安く読めるところです。(最近は一挙掲載が増えていて、単行本だと1500円くらいの作品…

6月6日

1日1冊、最低でも新書を読むように心がけています。特に最近出版されたものではなく、古本屋でも100円均一コーナーにあるような昔出たものを。高校生のころ、講談社現代新書の黄色いカバーが好きでした。ほぼ毎日、本屋に通っていたので、日々、白字にカラフ…

6月5日

未来思想研究会さんのSF読書会に参加。課題は、イーガン『しあわせの理由』とアラン『幸福論』。朝方の土砂降りも開催時刻にはあがり、参加者も当初よりも増え、作品同士の共鳴度合もあり、大変盛り上がる会でした。アランの『幸福論』は、いろんな版元から…

6月4日

「読書会の感想」今日の日本文学全集は「楽しい」会であった。中島敦と宮沢賢治の才気に触れることができ、読書の喜びはこのようなことであったかと声が上ずりながら話した。なかでも『悟浄出世』の完成度の高さと多様性の面白さは特出していた。(鮎食亭電柱…

6月3日

いろいろな企画をいま立ち上げています。なので連日打ち合わせで、本を読む時間が取れません。しかも、明日は読書会です。なので隙をみつけては日本文学全集『宮澤賢治 中島敦』と『若きウェルテルの悩み』を読んでました。帰宅の電車で眠気と戦いながら読む…

6月2日

平凡社ライブラリーの全巻フェアをやることになりました。きっかけは、お客様からの連絡。当店では《「ユリイカ」「現代思想」ほぼ全巻フェア》や日本文学全集発売記念 「文藝」フェア、白水社100年記念フェア、羽鳥書店ほぼ全巻フェアなどを、小さな書店で…

6月1日

5月で30歳になりました。仕切り直します。

日誌

双子のライオン堂の奥にあるギャラリー2544にて、若林克友さんによる『節展』を開催しています。若林さんはもともと木工家で、オーダーの家具などを制作して来ました。しかし、家具作りの中では不要なものである節の存在に魅了されて、近年は節を中心にした…

20160306

お店では貸切で読書会。SFはあまり読まないこで、オブザーバー的な位置で見守る。課題本がH.G.ウエルズ『タイム・マシン』でこの機会にしっかり読めて良かった。SFは読まないと言ったけど、日本のエンタメ作品の多くはSF的な想像力に支えられてるなとも。日…

20160305

ついに辻原登先生をお呼びすることができた。作家が作品を生み出す理由を言葉にすることは難しい、だけど子供のころの記憶を再び読み返すことができれば!中島敦、スティーブンソン、チェーホフ、ディケンズ、縦横無人に世界を駆け抜けた。そして朗読である…

20160304

昨日は、「本屋入門2016」という本屋を考えて、実践するゼミの第一弾を開催。本屋ウォッチャー歴30年のD氏をお招きした。ずっと本屋さんに寄り添うように歩んできた道に、新参者のだけど感謝。これからの本屋は、こういう方を増やす、深める試みがもっともっ…

20160303

ひな祭りと本屋はなかなか組み合わせられない。だいたいダジャレから考えることが多いが。お内裏様のもってるやつを、本にした人形を作るのはどうだろうか。世の中には、本を模したものを集めていりマニアもいるらしいので、少しは需要があるかもしれない。…

20160302

『震災編集者』(荒蝦夷 土方正志、河出書房)を読む。お店でも良く売れる。土方さんには、うちの白山店が出来た時に、初めて本を卸してもらった恩がある。思い出した。本屋を開くことが決まりはしたものの、新刊の仕入に困っていたとき、知人が紹介してくれて…

20160301

いつまで続くかわからないけど、日記を書くことにする。「書く」ことは難しい。お店についてほ原稿を書かせていただくことになったのだけど、収集がつかない。でも自分のために、書かないといけない。机に向かう。

いほんや

「居酒屋の元は、酒屋のカクウチだよ」そんな話を耳にして、じゃあ買った本をその場で自由に読んだりできるうちのお店は居本屋だね、と話をしたのがきっかけ。まず、カクウチとは酒屋さんの軒先や倉庫に、ビールケースを積んでベニアを乗せただけの即席テー…

あけましておめでとうございます。

新年からいろいろ改めていこうと思っていた店主です。しかし、すでに予定が破綻しています。昨年は、文京区白山から港区赤坂へ移転したので、年末にかけて引っ越し作業とそのあとの整頓作業と通常のイベント運営とで、日々追われてしまっていました。今年は…

【出張レポ】8月30日コミティア113に「本屋入門」が出店しました。

お客様の有志とともにコミティアに参加してきました。あいにくの天気の悪さでしたが、最初から人がたくさんいて盛り上がっていました。(初参加なのでいつもの感じはわかりません)たいへん不安の中、びくびくと売り始めたのですが、開始そうそうたまたま通り…

【イベントレポ】8月29日文化系トークラジオLife非公式オフ会

飛び入り参加のリスナーさんも数人おり、予定より多めの人数で感想や今ヤバいと思う人の話で盛り上がりました。終盤には、サプライズで速水健朗さんがご来店くださいまして、いろいろ興味深い話をしてくださいました。お店の移転前最後の文化系トークラジオL…

【イベントレポ】8月15日ライオン堂 東京探検部

ここで集合もロハではないので、入らず。お堀の内側へ天守台三の丸尚蔵館で絵巻インターメディアテクトで偽札この他に、首塚とかリーディングスタイルとかにも行って飲食以外一切の費用なし!また開催しますので、よろしくお願いします。

【本めぐりカレンダー】8月9日

【本めぐりカレンダー】8月8日

【本めぐりカレンダー】8月7日